若く見える人は更年期が来るのも遅いのか? | アンチエイジング・若返りナビ

2017年11月27日更新

若く見える人は更年期が来るのも遅いのか?

最近の女性たちはいつまでも若く、美しい人が多く、中には「40代半ばを過ぎているのに20代後半〜30代前半に見られる」という人もいます。そんなにいつまでも若く見えるのなら、更年期とは一見無縁に思えるかもしれませんが、本当のところはどうなのでしょうか?

更年期

このコラムで解説していること

  1. 更年期とは
  2. 見た目が若い人は更年期が来るのも遅い?
  3. 日常生活に支障をきたすのは更年期障害

更年期とは

まずは更年期の説明から始めます。更年期とは、生殖期(妊娠可能な時期)から老年期への移行期間のことで、閉経の前後5年間程度を指します。日本人の平均閉経年齢は50.5歳で、45歳〜55歳が更年期にあたるとされています。

この期間は卵巣機能が徐々に低下する移行期ゆえ、ホルモンバランスに乱れが生じやすく、生理不順や顔のほてり、イライラ、疲れやすいといった症状が出ることがあります。症状の度合いは個人差が大きく、さほど影響のない人もいれば、日常生活に支障をきたしてしまう人までさまざま。生理痛の症状に個人差があるのと同じです。

見た目が若い人は更年期が来るのも遅い?

さて、いよいよ本題です。昨今話題になっている「美魔女」のように、年齢を重ねていても若く見える人は、更年期が来るのもその分遅いのでしょうか? 残念ながら答えは「ノー」です。いくら若く見えても、体は重ねた年月の分だけ歳をとっています。見た目が30代前半でも、実年齢が45歳ならば体の年齢は45歳。更年期に差し掛かる年齢です。

ただし、栄養事情などの影響で、初経を迎える年齢が早まってきているように、今後何らかの変化があることがあるかもしれません。とはいえ現状では、見た目に関係なく、どんな女性であっても50歳前後、閉経を迎える頃に更年期が訪れます。

日常生活に支障をきたすのは更年期障害

女性の中には、更年期を迎えることに恐怖を感じている人もいるでしょう。更年期に関しては「症状が重く、つらい」というイメージが先行しすぎているきらいがあります。実は、そこまで恐れるようなものではないのです。更年期とは本来、新生児期、幼年期、思春期のように、誰にでも訪れる時期の一つ。たしかに、ホルモンバランスに乱れが生じるので、体調には多少影響があります。しかし、あまりにひどくて寝込んでしまったり、気持ちが落ち込みすぎて、うつ状態になってしまったりといったように、日常生活に支障をきたすほどの症状が全員に訪れるわけではありません。そのように症状が強いものは「更年期障害」と呼ばれ、病気の一種に分類されます。更年期は誰にも訪れますが、更年期障害は誰もがなるわけではない。そう覚えておくとよいでしょう。

更年期は体の移行が完了するに伴い、症状が徐々にやわらいでいきます。恐れすぎず、甘く見すぎず、適度に気にかけながら、自分の体と上手に付き合っていきましょう。

今回のまとめ

  1. 更年期は見た目に関係なく、一定の年齢になればどんな人にも訪れる
  2. 更年期そのものは幼年期、思春期のような、特有の時期の呼び名である
  3. 日常生活に支障をきたすような症状は更年期障害といい、いわゆる更年期とは違う

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